学校保健でドロドロサラサラ
血液がドロドロ、サラサラとは、何の根拠も無い、医学に似て非なる考え方で健康法や商品を勧めるための常用句です。
参照 : 読売新聞 2008.2.8 採血して 中1の体 自己採点
成長期のうちに、生活習慣病が既に始まっている生徒児童がいます。それへの対策と生徒や保護者への注意喚起は必要な取り組みですが、この文句だけはいただけません。
京都府福知山市 市立夜久野中学校 福田洋子養護教諭
「ドロドロの血液だと血管が詰まりやすく、生活習慣病の心配があります。どうすればサラサラ血液になるか、学んでください」
以下、参照
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読売新聞 2008.2.8
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080208ur02.htm
採血して 中1の体 自己採点
メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)への関心が高まる中、京都府福知山市は2006年度から、市立中学の1年生全員を対象に血液検査を実施している。
体の不調を見つけることだけではなく、正しい生活習慣の大切さを教えようという狙いもある。
「ドロドロの血液だと血管が詰まりやすく、生活習慣病の心配があります。どうすればサラサラ血液になるか、学んでください」
同市立夜久野(やくの)中の福田洋子養護教諭(46)は1年生40人を前にそう切り出した。昨年11月、血液検査を実施するにあたっての「事前学習」。西口晴美栄養教諭(53)も同席し、2人で生活習慣病の怖さや望ましい食生活などを約1時間にわたってわかりやすく解説した。
この授業の翌日に行われた血液検査では、採血を担当する検査機関の看護師と一緒に、学校医や福田養護教諭らも立ち会い、「緊張しないで」と生徒一人ひとりに声をかけた。
中学生を対象にした血液検査は、福知山市に合併する前の同府・旧夜久野町と旧大江両町が、生徒の貧血を調べるために実施していた。同市では両町との合併を機に、全市立中10校の1年生を対象にすることを決め、検査項目も、中性脂肪や総コレステロールなど11項目に増やした。対象生徒は約770人に上る。
06年度は、貧血、肝機能といった検査項目の中で、「要観察」にあたる受診勧告と受診指示となった生徒が14・6%に上り、特に中性脂肪などの脂質では、3・8%が受診勧告を、1・6%が受診指示を受けた。
すぐに医師の治療が必要という生徒はいなかったが、同市学校保健会長の塩見芳朗医師(57)は「メタボリック症候群の予防のためには、中学の時から正しい知識を身に着けることが必要」と語る。
検査をきっかけに生活習慣の改善につながることも多く、実際、生徒たちからは「お菓子が好きだったけど気を付けよう」「しっかり野菜を食べたい」といった反省の声も聞かれるという。
文部科学省の06年度学校保健統計調査によると、肥満度が20%以上の肥満傾向児は、男子が9~17歳で10%を超え、女子も11歳、12歳、15歳で10%超。同症候群になれば、子供でも動脈硬化が進行するなど生活習慣病につながりかねない。
予防医学事業中央会の山内邦昭事務局長は「血液検査を授業と組み合わせれば子供にも強い印象を与え、教育効果も高いだろう」と指摘している。(関口和哉)
(2008年2月8日 読売新聞)
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