順心会介護会社 2
順心会のニュースの続きです。最初から自由主義経済を取り入れている介護保険制度では、介護保険業者は、最大手コムスンの事業譲渡もそうですが、一般の会社のような合併、逃散などが当たり前の世界です。
公的医療保険制度 ( 健康保険 ) では、営利事業でないためもあって、このような事例、病院乗っ取りは、これまでもありましたが、少数でした。しかしこれからは介護保険制度に近づいていくことでしょう。
商品を買うようにはいかない医療や介護。経済活動の都合で泣きを見るのは国民です。
神戸新聞 2007.7.7 役員就退任繰り返す 「順心会」元理事長所有の介護会社
毎日新聞 2007.7.6 「裏書手形は20億円」 元理事長「半分は未決済」
役員就退任繰り返す 「順心会」元理事長所有の介護会社神戸新聞 2007.7.7
特定医療法人社団「順心会」の元理事長(60)が実質経営する介護関連会社「ウェルケア」(姫路市)で、元理事長が虚偽登記をした昨年十二月以降、会社の資産が売却されたり、多額の借り入れをしたりしたうえ、社長ら役員が相次いで就任と退任を繰り返すなど不自然な動きをしていたことが六日、分かった。この間、職員の給与が未払いとなり介護施設のサービスが次々と停止しており、兵庫県は、資金繰りが不透明として会計帳簿の提出を要求している。
関係者によると、今年一月、ウ社は加古川市に置いていた本社を姫路市に移転。旧本社ビルは、西宮市の学習教室経営会社に売却された。この会社の監査役は二年前、大阪の病院建物の所有権を勝手に移転したとして大阪地検に逮捕されている。
二月には企業コンサルタント会社の本店が、大阪市から姫路市のウ社の本社ビルに移され、ウ社の職員に「社長に頼まれ、経営再建のために来た」と話していたという。
元理事長の実弟のウ社社長と親族三人の役員が、三月になり相次いで退任。代わってコンサル会社の役員らが就任したが、四月には元理事長の弟が再び社長に就任した。これ以外に副社長などと名乗る男が複数出入りしているという。
三十三億円の負債を抱えたウ社は、今年に入り実質的に破たん。職員の給与が払えず、ホームヘルパーステーションなどが事業を停止していった。一方でウ社は、名古屋市などの男性二人から計一億三千万円を借りたほか、ノンバンクなどから不動産を差し押さえられた。この間、会計帳簿が作成されておらず、実態は不明のままだ。
ウ社社長は「帳簿は領収書を整理した後に提出する。事態が落ち着けば、施設の利用者らにも説明責任を果たしたい」などと県に話しているという。県は帳簿を確認したうえで指導内容などを検討する。
医療法人虚偽登記:「裏書手形は20億円」 元理事長「半分は未決済」毎日新聞 2007.7.6
兵庫県加古川市の特定医療法人社団「順心会」の元理事長(60)が、理事長再任の虚偽登記などをした問題で、元理事長が5日、毎日新聞の取材に応じ、裏書した手形は計約20億円に上り、まだ約10億円分が決済されずに残っていることを明らかにした。裏書の理由については「(病院関連事業に)資金が必要だった」と話し、「最終的に自分で責任を取ろうと思っていた」と述べた。
元理事長は虚偽登記の理由を「病院経営に不安が生じたので、緊急避難的に理事長に再任されたと登記した」と釈明。大阪市内の経営コンサルタント業者から借りたとする7億円の公正証書は、裏書した手形の回収をコンサルタント業者に依頼する際に書いたという。
さらに、現在の経営陣が理事会議事録を偽造し、自らの理事長職を解く虚偽登記を申請したとも主張。5日に経営陣を電磁的公正証書原本不実記録容疑で県警に告発したという。
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